薄毛

また、毛根が死滅していても産毛が生えてくるケースがあるが、密度的には薄いため当然ながらこうしたケースもハゲと呼ばれることがある。

俗にハゲとは毛が生えていない状況を指すものと思われがちだが、毛根がいきなり死滅するのではなく、ひとつの毛根から生える頭髪の数が減る事例が多く（2-3本生えているものが1本になるなど）、その上毛が十分育たないまま成長が止まったり、成長する前に抜け落ちてなお生え変わるといったサイクルが早くなったり、毛髪の太さが細くなるなどの原因により、ヘアーの本数自体は一般的な人の毛髪量と大差がないのに、ヘアーが細くなった事により髪の密度が減少している状態も「ハゲ」と呼ばれることが多く、毛根の数自体が減少しているためであると誤解されるケースが多い。

禿げはじめた男性が頭髪を丸刈りにして禿げていることを誤魔化そうとする例が散見されるが、髪の残った部分が再び伸びはじめると毛根が消失している部分との差異が際立ち禿げている事がはっきりするため、あまり有効な手段であるとはいえない。

生え際と頭頂部のハゲが併せて進む場合もあるが、最終的には後頭部に髪が残るか、すべて無くなることもある。

女性のケース、禿げ上がる事は少ないが、加齢と共に髪の密度が低くなるのは一般的で、この場合頭頂部付近から全般に薄くなる事が多い。

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